琉球石灰岩の美観

琉球石灰岩は、260万年前~1万年前頃石灰岩の地層で、
サンゴ礁の働きにより形成された、沖縄を代表するサンゴ礁からできた石材で、名前の通り、琉球の時代の古くから建築用で用いられ、さほど気にしない程、
昔から沖縄に有り多種多様に使われている。
首里城壁は勿論、外壁として積んだり、砦の囲いや防風林に張り付けたり
庭の踏み石など、数多く親しまれごく自然に生活の一部を担っています。

琉球石灰岩は、多くの気孔を含み、水を浸透させる性質があるのが特徴で、
また、石灰質の為アルカリ性で多くのミネラルやカルシウムを含有しています。
しかし、用途としては、ほぼ室外であった。
その大きな要因の一つに水の浸透性が、かなり高い事が上げられる。
一見、見た目は何処にも穴らしきものは見えないが、
最初のうちは、ゆっくり水をかけると吸い込んでいく為、
漏れるような感じはしないが徐々にどこからか流れ出し石全体に水気をおびる。このように水を一定量吸い込んだあと、外に漏れ出していくため、室内での使用には受け皿が無い限り難しい。
また、小さな気孔が無数に存在する為、汚れやすく日陰におけば黴や苔が生え景観を損ねる上、
一度付着するとなかなか落ちないその為、最近までは室外使用として認知されてきた。今回、御紹介する特殊加工琉球石灰岩アレンジメントは、大きな特徴があり、その特徴こそが今まで無かった、 
出来なかった事を可能にしただけではなく、未來への第一歩となった。

まず、通常ならば水漏れするのが普通だが、弊社の特殊加工を施す事により内部からの水漏れを防ぐだけでなく、外部からの水の浸入も防ぐ効果もあります。
これにより一般的な器としての機能は勿論のこと花瓶等の花卉として
今まで無かった室内での使用が可能となった。
特殊加工の効果で黴の発生、付着を防ぎ、同時に苔の付着も防ぎます。もう一つの特長は石灰岩自体の性質にある、サンゴ礁からなるアルカリ性の性質が、生花の花色の発色を良くし酸度調整も担っている。また、石灰岩に穴を開け生花を植え込む部分、内部の特殊加工により、水をかけると、カルシウムが少しずつ溶けだし植物に必要な栄養分をも補ってくれる。この事から鉢として内外問わず使用可能で花の色が、綺麗に映えるカルシウムも補ってくれます。
琉球石灰岩特殊加工アレンジメントは、アロマ効果も期待出来る。
特殊液体肥料を石鉢に植え込む前に一時間程株全体を浸しそれから根を傷めないように水苔や土を新しいものに変えて植え込んで完成となります。近年では、技術の向上で磨き仕上げが、人気を集め門扉や玄関、室内のインテリア等にも使わるようになりました。
弊社では、その琉球石化岩の表面被覆工法や風合いの復元、お庭の美観、玄関や室内のインテリアとして使用する場合、白い粉での汚れ防止、カビ防止、又、花瓶として室内外で使用できるように、琉球石灰岩を特殊加工しています。

特殊加工琉球石灰岩アレジメント作品アロマ仕上げ㈱トーアコーポレーション

琉球石灰岩は、沖縄を代表する石材です。黒かびが付着すると美観が損なわれます。外壁、門扉いつまでもきれいな状態を維持するためにお手伝いさせて頂きます。お気軽にお問い合わせください。

琉球石灰岩の美観