琉球石灰岩を用いてシーサーの造形物は沖縄では珍しくはありません。琉球石灰岩は水の浸透率が高いのでカビの発生しやすい石でもあり、又、近年は自動車の排気ガスの黒い煤も美観を損ねています。今回は設置35年以上のシーサーを特殊洗浄と微粒子石灰岩及び特殊コーティングで防カビ、防汚の施工します。

施工前シーサーは（写真）黒カビや表面も傷み藻も発生している。高圧洗浄機を使用すると、より表面にダメージを与えます。特殊洗浄し表面被覆工法仕上げと調色も同時進行し本来の琉球石灰岩の風合いが蘇ります。

琉球石灰岩の微粒子工法で表面を整えて美観を回復し、特殊コーティングで美観を維持することができます。又、台座の御影石も特殊コーティングでカビを防ぐことができます。県外や海外のから沖縄を訪れる人たちに本来の綺麗な琉球石灰岩を観て頂ければと思います。