御影石は屋外設置の場合、霧や雨で石材内部に水分が浸透していきます。浸透した水分の排水は、吸水の約30倍の時間が必要となります。又、酸などは石材を侵して、油分は石材から蒸発しません。施工当初は綺麗ですが、経年劣化で色はくすんでいきます。それを防ぐには、予めコーティングを施しておくと、汚れなど落としやすく長期美観が保てます。滑り止めでバーナー仕上げを用いるお墓の土間も少なくありませんが、より水が浸透しやすくカビの発生率が高くなり美観を損ねます。
写真は☟は、コーティング作業中のお墓です。ナノレベルのコーティングが御影石に浸透しているのがわかります。